1998-02-06 ArtNo.13713
◆<印度>三菱、西ベンガル石化事業権益買収でダウと競争
【ムンバイ】Chatterjee-Sorosグループがプロモーターを務める西ベンガル州における5170クローの石油化学プロジェクトへの出資を巡り、ダウ・ケミカルと三菱が競争している。
同プロジェクトの母体ハルディア・ペトロケミカルズLtd(HPL)にはタタが8%、ベンガル工業開発公社(WBIDC)とChatterjee Petrochem(Mauritius)が各26%出資している。HPLは事業拡張資金を必要としているが、金融機関から借り入れるには、自己資本と他人資本の1:1の基準を満たすために、先ず資本基盤を拡張せなばならないと言う。
消息筋によれば、外国パートナーには10~15%のシェアがオファーされる見通しで、価格は1株2~3ルピーと予想される。政府は外資の出資上限をこれまでの21.9%から70.84%まで引き上げることを既に認めていると言う。(ET:2/5)
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