1998-02-06 ArtNo.13705
◆<星>PUC、第2四半期にバタム造船所をオープン
【シンガポール】パン・ユナイテッド・コーポレーション(PUC)は、今年第2四半期に予定通りバタム・シップヤードの操業を開始する。
PUCのジョン・リム重役(MD)によると、昨年半ばに取得した用地に2500万~3000万米ドルを投じて建設中の造船所に同社は80%、地元パートナーのRepindoが残りの20%を、それぞれ出資している。
バタム島の労働コストはシンガポールの5分の1で、地代も安いため、資材の輸送コストは嵩んでも、バタムでの船舶修理コストは、シンガポールを約20%下回る。新造船施設は操業2年目には採算ラインに乗る見通しで、1999年には利益計上を見込んでいる。
昨今の金融危機の影響は不透明だが、Sドルとルピアの値下がりで、中東のライバル企業に比べ競争力は強化したものと見られ、この点では新たなビジネス機会も見込めると言う。(BT:2/5)
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