1998-02-06 ArtNo.13704
◆<星>米国医療機器会社BSC、US$10億域内投資計画
【シンガポール】ニューヨーク証取上場のボストン・サイエンティフィク・コーポレーション(BSC)は、向こう3年間にアジア太平洋地域における投資額を10億米ドルに倍増する計画だ。
BSCの共同創設者でもあるピート・ニコラス会長が4日語ったところによると、6カ月前に設けられたシンガポールの地域本部は日本を除くアジア12ヶ国の業務を統括しており、シンガポールへの投資額は現在の2000万米ドルから4000万米ドルに拡大される。BSCは心臓、脳、神経、消化器官に関わる疾患の診断/治療装置の開発/製造で業界をリードしている。
アジア太平洋地域売上は4年前の3000万米ドルから昨年の5億米ドルに拡大、15億米ドルの世界売上の20%を占めた。同社はオーストラリアを含むアジア諸国に13オフィスを擁し、シンガポール事務所は域内における同社製品のマーケッティング、企画、訓練を手がけており、将来は研究開発(R&D)施設も設けられる予定という。(BT,LZ:2/5)
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