1998-02-04 ArtNo.13683
◆<印度>自動車販売、テレコ/エスコーツ/Bajajの業績不振
【ニューデリー】1997/98年初9カ月の自動車販売は、いずれのカテゴリーも低調だったが、中でもTelco、Bajaj、Escortsの不振が目立った。
インド自動車製造業者協会(AIAM)の報告によれば、大型商用車(HCV)販売は1万9645台と、前年同期の2万7877台から36.71%の落ち込みを記録、軽商用車販売も3.1%下降した。オートバイ販売だけは14.84%の二桁成長を見たものの、乗用車とオート3輪車の販売は7%と5.48%の成長にとどまった。
乗用車市場ではMaruti Udyogがそのシェアを81.6%から82.58%に拡大したが、ジェネラル・モーターズのオペル・アストラ販売は68%ダウン、ヒンドスタン・モーターズも6.2%の売上減を記録した。
テルコのHCV売上は40%ダウン、市場シェアを73%から69.8%に下降させた。ライバルのアショック・レイランドの販売成績も29.52%下降、同社のシェアは29.5%だった。
軽商用車ではEicherモーターズの売上が16%の落ち込みを見、テルコ、Bajajテンポの売上もそれぞれ、3.2%と4.3%の マイナス成長をマークした。
Bajajオートのスクーター販売はLMLとKineticホンダの攻勢で16%ダウン、エスコーツのオートバイ売上も25%の落ち込みを見た。エスコーツとBajajのモーペッド販売も不振だったが、Bajajはオート3輪車カテゴリーでその地歩を強化した。(ET:2/3)
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