SEAnews 1998-02-04 ArtNo.13679

【クアラルンプル】ゲートウェイ2000は、域内経済が通貨危機の打撃から依然立ち直れないにも関わらず、マレーシアにおける営業額の一層の成長を予想している。
ゲートウェイ2000の1997年第4四半期の域内売上は前年同期比67％の成長を見、世界売上は19億8000万米ドルをマークした。世界市場におけるゲートウェイ2000の同期のパソコン(PC)販売台数は85万台と、38％の成長を記録した。
ゲートウェイ・サウス・アジアのロバート・チュー重役(MD)によると、マレーシアの国内ＰＣ市場は今年15～17％の成長が見込まれているが、同社の営業額の伸びはこれを上回る見通しだ。ゲートウェイの注文生産方式は、現在の市場動向に最も適したもので、ユーザーや消費者は同社の製品を価値有るものと見なすはずと言う。
同社は今月多数の新製品を発表するとともに、マレーシアにおけるインフラの拡張を計画している。ゲートウェイ2000はマレーシアに地域事務所を設けている他、クアラルンプルに初のカントリー・ストアーをオープンした。またマラッカにはアジア初の製造拠点を設けている。カントリー・ストアーは、小売り環境下におけるダイレクト・セールのモデル構築を目指したものと言う。(STAR:2/3)