1998-02-03 ArtNo.13670
◆<印度>MUL取締役会、300クロー拡張計画を承認
【ニューデリー】Maruti Udyog Ltd(MUL)取締役会は先週土曜の会議で、1100クローの近代化プロジェクトの一環として300クローの拡張計画を承認したものの、技術移転や新モデルの発表に関しては何も決定されなかった。
MULのProbir Sengupta会長が7時間に及ぶ会議後記者会見したところによると、26項目の議題の内、プロダクションのステータス、収益性、コーポレート・プラン、ロイヤルティーの4議題を除く22の議題が討議された。技術移転とライセンス協定を含む主要な課題は2月に催される次期会議で討議される。
第3工場の拡張や、既存工場の近代化に擁する費用は内部資金で賄われる。第3工場拡張計画には、マシーン・ショップとアセンブリー・ショップ各1軒の増設が含まれる。
1997年4-12月の生産台数は前年同期の23万7000台から25万6000台に拡大、同期の売上も8%の増加を見た。
消息筋によれば、技術移転問題に関する討議には多少の進捗も見られ、日本側パートナーのスズキが小型車新モデルの発表を認めるか否かも、向こう数週間内に結論が出る見通しと言う。(IE,FDTH:2/1)
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