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1998-02-03 ArtNo.13669
◆＜印度＞Ｕｔｋａｌ、Ｖｉｚａｇ港にアルミ輸出専用バース計画
【カルカッタ】インディアン・アルミニウム、タタ・インダストリーズ、ヒドロ・アルミニウム・オブ・ノルウェーの合弁会社Utkal Alumina International Ltd(UAIL)はアンドラプラデシュ州のVizag港にアルミ輸出専用のバースを設けるよう当局に要請する計画だ。
ＵＡＩＬ筋によると、同社に出資する親会社らは、中央政府運輸省にVizagポート・トラスト(VPT)が当該バースを建設し、ＵＡＩＬに独占使用権を認める可能性を質す方針だ。同社は既にＶＰＴと覚書を交換しており、同覚書の下、ＶＰＴが関係用地を借り受け、そこにＢＯＴ(建設/経営/引渡)方式によりバースを建設、ＵＡＩＬにその使用を認めることになっている。ＵＡＩＬの親会社はＶＰＴがバースの使用権を他のアルミ会社にも認めることを回避する狙いから建設資金を提供する計画だ。
オリッサ州Raygada拠点のＵＡＩＬは、同地区に産するボーキサイトを用いて輸出向けのカルサイン・アルミナを年間100万トン製造することになっているが、採掘権が昨年8月になってやっと認められたことから、今年9月の操業開始に疑問が抱かれている。親会社らの出資率もまだ決まっていないが、カナダのAlcanが同プロジェクトへの出資に関心を寄せていると言われる。(IE:2/2)
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