1998-02-03 ArtNo.13668
◆<印度>リライアンスの447MW発電事業に技術経済認可
【カルカッタ】中央電力局(CEA)は、リライアンス・パワーがマハラシュトラ州パタルガンガで計画する447MW(メガワット)の発電プロジェクトに技術経済認可を与えた。
CEAのR.N.スリバスタバ会長によると、リライアンスがプロジェクト・コストをより現実的なレベルまで引き下げることに応じたため、関係認可を与えたと言う。
CEAもリライアンスも最終コストに関してコメントしていないが、リライアンスは当初プロジェクト・コストを2000クローと見積もっており、CEAは同見積額の引き下げとともに、電力供給契約(PPA)にも60クローの引き下げを求めていた。
マハラシュトラ州電力局(MSEB)とのPPAの下、リライアンスは90%のプラント・ロード・ファクター(PLF)を保証せねばならず、同PLFを下回る各1%ポイントにつき投資収益の1%をペナルティーとして徴収される。こうしたハイレベルなPLFを維持しようとすれば、プロジェクト・コストは上昇せざるを得ない。CEAはこうしたコスト増に対する如何なる追加料金も認めておらず、この点を技術経済認可の条件にしていたとされる。(ET:2/2)
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