1998-02-03 ArtNo.13659
◆<星>アップル、ソフト開発支援ユニットをシンガポールに移転
【シンガポール】アップル・コンピュータは、東南アジアおよび南アジアにおける独立系ソフトウエア会社のネットワーキング/出版/教育関連アプリケーション等の開発やマーケティングを支援する使命を負うた“デベロッパー・リレーションズ・ユニット(DRU)”をインドからシンガポールに移し、その業務の強化を図る。
アップルのサミット・ロイ南アジア担当重役(MD)によると、DRUの責任者は引き続きイシワル・バンガル氏が務め、また同社自身のソフトウエア開発は今後もインドで行う。アップルはアジア通貨危機で打撃を受けてたものの、アジア重視の姿勢に変化はない。例えば、先月フィリピンに新たな子会社も設立している。
アップルはまたシンガポールにおける業務の整理統合と支出削減も続ける。先週発表したアンモキオのオフィス・スペース1万5800平米の売却計画はその一環と言う。(BT:2/2)
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