1998-01-24 ArtNo.13593
◆<印度>プジョー、カルヤン工場処分でM&Mと協議
【ムンバイ】PALプジョーLtd(PPL)はマハラシュトラ州ムンバイ北東のカルヤンに設けた工場の処分問題をマヒンドラ&マヒンドラLtd(M&M)と協議している。
消息筋によると、カルヤン工場を技術的、財政的側面から点検したM&Mの調査チームは同工場の状況に一応満足したとされ、最終レポートも間もなく作成される見通しだ。
しかしながらM&MはPPLそのものには関心がないようで、カルヤン工場の労働争議問題もM&Mの関心に水を差す要因と見られている。
M&Mのカルヤン工場に対する関心は、最近売り出した三菱製バン、ボイジャーがヒットしたのに伴うもので、カルヤン工場はボイジャーや多目的車アーマダ、あるいはトラクター部門の生産拡張にも好都合と見られているようだ。(ET:1/23)
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