1998-01-23 ArtNo.13582
◆<印度>金融機関、発電事業20件にUS$30億融資
【ムンバイ】インド国内の金融機関は、合計発電能力7500MW(メガワット)の新規発電事業20件に、総額30億米ドル以上の融資を約束している。
全国インド産業協会(AIA)が主催したセミナーの席上、Yoginder Alagh電力相が語ったところによれば、これらのプロジェクトの総コストは70億米ドルを超え、国内借款を上回る額が外国直接投資や海外借款の形で導入され、政府もプロジェクトを加速するため最大700クローを投入する。
この他に中央電力局は、合計1万7000MWの発電プロジェクトを承認しており、これらのプロジェクトは燃料供給協定、電力供給協定、金融パッケージ等の交渉に臨む準備ができている。一方、向こう7カ月の電力不足は6%で、一部の地域、特に南部地域は一層深刻な不足が生じる見通しだ。こうした不足は余剰の有る地域からの供給により、補給されると言う。(IE:1/22)
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