1998-01-23 ArtNo.13571
◆<星>シーゲート、第2四半期損失US$1.83億
【スコッツ・バリー】シンガポールを主要な製造拠点とする米系ディスク・ドライブ・メーカー、シーゲート・テクノロジーは、今年1月2日締めの第2四半期に1億8300万米ドル、1株当たり75米セントの損失を計上した。
営業額も30%減の16億7000万米ドルにとどまり、組織再編に2億550万米ドルが引き当てられたが、アナリストらは予想されたよりも小幅な損失と評している。
シーゲートのドナルド・ウェイト財務担当重役(CFO)によると、HDDの供給過剰は短期的に解消せず、一層深刻化するものと見られ、6月期業績も影響を受ける見通しだ。第2四半期には通貨危機に伴う1280万米ドルの為替差損も計上された。同社のハイエンドHDD市場におけるシェアは40~41%に下降、目下挽回を図っているが、50%の水準を回復できる見通しは立たないと言う。(ST,LZ:1/22)
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