1995-04-24 ArtNo.1356
◆<星>国際商業会議所新会長、政府/法定機関料金の凍結要請
【シンガポール】地元ビジネスマンとして初めてシンガポール国際商業会議所(SICC)の会長に就任したキース・テイ(鄭基:50歳)氏は21日に催されたSICC午餐会の席上、最近の米ドル急落に伴う輸出指向型企業への衝撃を緩和するため、向こう12カ月間政府/法定機関料金を全て凍結するよう政府に求めた。
テイ氏はまた、伝統的なマレーシアからの労働者のリクルートが困難になったことから、インド、パキスタン、ミャンマー、スリランカ、中国から自由に労働者を雇用できるよう外人労働者政策の見直しを政府に提言した。KPMGピートマーウィック会長(84-93)、公認会計士協会会長(10年)等を歴任したテイ氏は、現在アジア・コンサルタント・センター理事、公認会計士協会名誉顧問、エデュセーブ顧問理事会会長、南洋理工大学(NTU)理事を兼務している。なおSICC副会長にはAT&TシンガポールのP.I.オーバーマイヤー重役(MD)とマンダリン・ホテルのJ.F.ワッセル重役(GM)が就任した。(ST,LZ:4/22)
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