1998-01-22 ArtNo.13559
◆<馬>副首相、金利引き上げの可能性示唆
【クアラルンプル】アンワル副首相兼蔵相は20日、融資の拡大を抑制する上から金利をさらに引き上げる可能性を示唆した。
アンワル副首相はこの日全国中華工商総会、中小産業協会、マレーシア華人協会等が共催した金融政策に関するセミナーで講演後記者会見し、金利を金融政策の手段として利用する可能性を否定しないとするとともに、この種の政策は中央銀行に委ねられており、政府は中央銀行の決定に干渉しないと語った。
それによると、長期的には、適度な信用拡大政策が維持される。昨年12月時点の成長率は30%だったが、今年第1四半期は20%に、今年末までには15%に抑制される。したがって今年の貸付総額は昨年の4200億Mドルから4785億Mドルに拡大される。
金融機関には生産的プロジェクトにのみ融資するよう指示しており、人種の相違に基づく分け隔てはないと言う。(NST,MB,STAR,T,BT,LZ:1/21)
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