1998-01-22 ArtNo.13554
◆<星>中国光大グループ、子会社のSES上場/資金調達目指す
【シンガポール】中国国務院直属の持株会社チャイナ・エバーブライト・ホールディングズCo Ltd(HK:中国光大)はシンガポール政府の持株会社タマセク・ホールディングズとの協力関係を今後も維持するとともに、シンガポール証取(SES)に中国企業を上場させ、シンガポールにおける資金調達活動を一層積極化していく。
国立シンガポール大学(NUS)国際ビジネス研究所の招きで当地を訪れた朱小華会長(49)が20日、華字紙聯合早報に語ったところによると、同社とタマセクは昨年、1億米ドルの中国企業投資基金を対等出資で設立した。両社は投資対象となる企業数社に既に目星をつけており、適当な時期に詳細を発表する。
シンガポールは中国企業の活躍の場としては香港に及ばないものの、中国企業の資金調達地として重要な地位を占めており、少なからぬ中国企業がSESへの上場の機会を探っていると言う。
朱会長は中国人民銀行(中央銀行)の副総裁を務めた後、一昨年11月にチャイナ・エバーブライトの会長に就任した。(LZ,BT:1/25)
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