1998-01-21 ArtNo.13551
◆<印度>米国コンピューター・アソーシエーツ、US$1億投資
【バンガロール】米国拠点のソフトウェア会社、コンピューター・アソーシエーツ・インターナショナル・インク(CAII)は完全出資子会社コンピューター・アソーシエーツPte Ltdの設立を認可された。
CAIIのインド及び南アジア地域協力連合(SAARC)担当重役(GM)、イエン・ヒューズ氏によれば、新会社は1月16日に設立され、向こう5年間に1億米ドルの投資を計画している。同投資は、1)セールス・サポート・マーケッティング・センターの設置、2)カルカッタにおけるソフトウェア・パークの開発、3)インド及びSAARC地区の新設ソフトウェア会社に支援を提供するソフトウェア・インキューベーター・セルの開設、に投じられる。
CAIIは世界43ヶ国に拠点を有し、インド企業のソフトウェア製品の市場開拓を支援できる。今年2月に設立されるインキューベーター・セルは単にソフトウェア会社にベンチャー・キャピタルを注入するだけでなく、技術支援も提供する。
またカルカッタのソフトウェア・パークには、CAII独自の研究所も設ける。ソロス・ファンド・マネージメントが出資する合弁パートナーのThe Chatterjee Group (TCG/ニューヨークに本拠)は建設業務を担当する他、インドの中央/地方政府との調整役を務め、CAIIは情報技術(IT)やソフトウェア方面の役割を担うと言う。(IE:1/20)
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