SEAnews 1998-01-21 ArtNo.13550

【ニューデリー】フォルクスワーゲン傘下のドイツ第3の高級車メーカー、アウディＡＧはインドに製造拠点を設ける可能性を検討している。
アウディ・スポークスマンが19日語ったところによると、依然として事業化調査の段階にあり、地元企業との製造合弁、単純なマーケッティング契約、製造／マーケッティング契約等の可能性が検討されている。アウディは新モデルＡ6及びＡ4モデルを来月からインド市場に投入する計画で、目下ディーラー網の構築を進めている。当面は完成車(CBU)が輸入され、ライバルのメルセデスやＢＭＷ並みの価格が設定される見通しだ。
製造拠点を設ける際には、地元部品の使用率を5年で70％に引き上げる新規則が適応されるが、同スポークスマンによると、これはほとんど不可能な要求で、この点に関してインド政府との協議を予定している。また姉妹会社のスコダと共同で製造拠点を設ける可能性も検討していると言う。(IE:1/20)