1998-01-21 ArtNo.13543
◆<星>2000年に初の私立大学第1期生受け入れ
【シンガポール】シンガポール初の私立大学になる予定のシンガポール・マネージメント学院(SIM)は、2000年に第1期生の1400人を受け入れ、大学教育のプログラムをスタートする。
当面はブキテマの国立教育学院(NIE)の施設を使用する計画で、2005年もしくは2006年に正式に大学に昇格、校名もシンガポール・マネージメント・ユニバーシティー(SMU)に改める。マリーナ・サウスか、スタンフォード・ロード、もしくはヒル・ストリートのいずれかに学生1万3000人を収容できる新キャンパスが建設される。中央ビジネス地区に位置するため、国立シンガポール大学(NUS)や南洋理工大学(NTU)に比べると、コンパクトなシティ・キャンパスになる見通しだ。私立大とはいっても、政府が敷地と建設資金を提供、運営資金も補助する。
SIMのホー・クオンピン理事長(ワーチャン・インターナショナル・コーポレーション社長)によると、SMUは、NUSやNTUが採用しているAレベル試験結果に基づく選考ではなく、数学、口頭英語、筆記英語による米国式の入学適性試験を実施し、創造力豊かな学生の受け入を目指す。カリキュラムはビジネス関連の専門科目と教養科目で構成され、学費はNUSやNTUよりやや高めになる。
SMUが大学に昇格後、NTUのビジネス・マネージメント・コースは段階的に廃止され、NUSの同コースもほぼ半分の規模に縮小されると言う。(ST,BT,LZ:1/20)
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