1998-01-20 ArtNo.13534
◆<印度>トヨタ、ハイブリッド・エンジン車投入検討
【ニューデリー】トヨタはインド市場に投入するファミリー・タイプの多目的車に、燃費の面でも、排ガス抑制の面でも、従来のエンジンを遙かに上回る性能を発揮するガソリン・エンジンと電動モーターを併用した最新のハイブリッド・エンジンを搭載する可能性を検討している。
トヨタ幹部によると今年3月に完成するプロットタイプには暫定的にディーゼル・エンジンが搭載される。しかしインド向けに特別にデザインされた多目的車が発売される1999年末までには依然として2年のゆとりがあるため、様々な可能性を追及できると言う。同幹部はキジャンをインド市場に投入するとの噂を否定した。
トヨタ・インド事務所のアラキ・テツオ代表はまた、最近の金融危機でトヨタが、インドにおける投資計画を縮小するとの説を否定、逆に700クローのプロジェクトは全て自己資本により賄い、借入に依存しない方針を明らかにした。(IE:1/19)
|