SEAnews 1998-01-19 ArtNo.13516

【クアラルンプル】トランスマイル・グループBhdはその払込資本の35％に相当する700万株の売却を通じて、地元ロジスティクス・ジャイアンツ、コンソーシアム・プルカパランBhd(KPB)と戦略提携を結む。
貨物及び旅客の航空輸送を手がけるトランスマイルが、来月6日の年次総会に関して株主に配布した回状によれば、同提携を通じてトランスマイルはＫＰＢの陸上と海上のロジスティクス・ネットワークを利用できるようになる。
また両社の強味を結合することにより、ロジスティクス・ネットワークのワンストップ・サービスを提供でき、トランスマイル／ＫＰＢ／ポス・マレーシアBhdの37.5：20.0：42.5の合弁会社ＣＥＮ Sdn Bhdは、こうしたワンストップ・サービスを提供する。ＣＳＮの払込資本は1000万Ｍドルで、ＰＯＳマレーシア傘下の国内最大のクーリエ会社Poslajuの業務を引き継ぐ。
トランスマイルは今回のシェア売却に伴い、株主割当により3000万株を1株3Ｍドルで発行、払込資本を現在の2000万株(額面1Mﾄﾞﾙ)から5000万Ｍドルに増資する。ミズラン・マハティール、ルー・フイキート両氏がトランスマイルの会長と取締役に就任、これら2人は同時にＫＰＢのグループ会長と副会長も務める。(STAR:1/17)