1998-01-17 ArtNo.13497
◆<星>手軽なインターネット版EDIシステムが誕生
【シンガポール】エレクトロニク・データ・インターチェーンジ(EDI)フォー・マニュファクチュアリング(Ediman)のインターネット・バージョン完成し、中小企業も手軽に購買、配送、送り状、支払い等をオンライン処理できるようになった。
インターネット版Edimanは経済開発局(EDB)、国家コンピューター局(NCB)、生産性標準局(PSB)のイニシアチブによりシンガポール・ネットワーク・サービシズが開発したもので、15日に御披露目式が催された。
インターネット方式は、これまでと異なり、特別のEDIソフトウェアを必要とせず、以前は6カ月を要した訓練期間も3カ月に短縮された。加えてVAN(付加価値ネットワーク)に加入する必要もないことから、最大70%コストを削減でき、月額僅か24Sドルで済む。これまでは多額なスタートアップ・コストから中小企業はなかなかEdimanを利用できなかったが、インターネット・バージョンは小規模で不規則な注文に応じる必要のある中小企業にも適していると言う。(ST:1/16)
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