1995-04-22 ArtNo.1349
◆<馬>ヒューレット、テレコム関連事業売上M$5500万予想
【クアラルンプル】ヒューレット・パッカード・セールス(M)Sdn Bhdは今年のテレコム関連事業売上を5500万Mドルと見込んでいる。
同社カントリー・マネージャーが20日に催された“アジア太平洋地域の電気通信市場におけるヒューレット社の役割”に関する記者会見の席で語ったところによると、5500万Mドルの予想売上の内2600万Mドルはコンピュータ・システム関連サービスで占められ、残りはテスト・メジャーメント・サービスの営業額になる見通しだ。同社テレコミュニケーション・システム・ビジネス・ユニットの営業額は90~95年の間に312%の成長を見た。マレーシアにはテレコミュニケーション営業免許を有する企業が10社存在するが、内5社は同社の顧客となっている。同社は有線・無線通信サービス会社に対して操業及び営業支援システム、インテリジェント・ネットワーク・システム、顧客サービス支援システム、料金徴収システムを提供しており、特にセル式電話料金徴収システム市場では80%のシェアを握っていると言う。一方、本社国際事業部のアンドレ・メーヤー重役(GM)が語ったところによると、テレコム事業関連のコンピューティング・サービスで、同社は目下IBMに次いで世界第2位の座に有るが、1997年までにトップに立つ計画だ。同部門は昨年の同社売上250億米ドルの10%を占めたが、今年から2000年まで年率55%の成長が見込めると言う。(NST,ST:4/21)
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