1998-01-14 ArtNo.13450
◆<星>金融管理局、ケッペル/タットリー両銀行の合併を認可
【シンガポール】シンガポール金融管理局(MAS)はケッペル・バンクとタットリー・バンクの合併を原則的に承認、株主資本規模で華聨銀行(OUB:32億Sドル)に次ぐ国内第5位の地場銀行が誕生する。
両行の共同声明によると、新銀行の資産総額は330億Sドル、株主資本は30億Sドル、出資率はケッペル・バンクの親会社ケッペル・コーポレーションが35~40%、ケッペル・コーポレーションを支配するタマセク・ホールディングスが5%、タットリー・バンクを率いるゴー一族が18~20%になるもようだ。共同声明はタットリーに14%出資しているDBSバンクについて触れていない。
ケッペル・バンクは国内店舗31店、海外支店3店、代表事務所4カ所を有し、タットリーは国内店舗42店、海外支店2店、代表事務所5カ所を展開している。(ST,BT,LZ:1/13)
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