1998-01-13 ArtNo.13448
◆<印度>市場はフォーカス・エリア:マイクロソフト
【ニューデリー】マイクロソフト・インディアの新マネージング・ディレクター、Sanjay Mirchandai氏は11日、インドはマイクロソフトにとって現在も、将来もスペシャル・フォーカス・エリアであると語ったが、研究開発(R&D)センターを設ける可能性に関してはコメントを控えた。
昨年3月、ニューデリーでマスコミのインタビューを受けたマイクロソフトのビル・ゲイツ会長は、インドにR&Dセンターを設ける可能性を示唆したが、その後マイクロソフトのオーランド・アヤラ副社長も、「インドは間違いなくソフト開発センターの候補地であり、今や設けるか設けないかではなく、いつかが問題になっている」と語っていた。マイクロソフトはワシントン州レドモンド以外には、今のところどこにもR&Dセンターを設けていない。
Sanjay氏によると、ソフトウェア開発よりもマーケットに照準が合わされ、マイクロソフトはインドの成熟した国内市場に大きな期待を抱いている。コンピューターを人々の身近なものにするため、ソフトウェアのローカル化が推進され、ウィンドウズNT5.0、MSオフィス新バージョンのインド語版が制作されると言う。(IE:1/12)
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