1995-04-21 ArtNo.1341
◆<比>マレーシア企業、セブに2カジノ・ホテル建設
【マニラ】マレーシアのウォーターフロント・アミューズメント・アンド・ゲーミングLtdが75%出資するウォーターフロント・フィリピン・インク(WPI)は急増する東南アジアの富裕層や華人をターゲットに、フィリピン南部の都市セブにカジノ・ホテル2店を建設する計画に着手した。
マクタン島のセブ国際空港に隣接した3.5haの土地に目下建設中の350室のホテルには床面積5000平米のカジノが設けられ、国営のフィリピン・アミューズメント・アンド・ゲーミング・コープがその経営に当たる。開発コスト9億1000万ペソ(S$4850万)の同ホテルは、来年6月のオープンが予定されている。またセブ市内の4.6haの土地に開発されるテーマ・ホテルには床面積1万1000平米の別館が設けられ、賭博場が経営される。見積もりコスト1億1700万ペソの同ホテルは97年年央に完成する予定だ。WPIは先月フィリピン証取上場を果たしたが、額面1ペソの同社株は18日、投機家の関心を呼んで活発に取引され、3.30ペソで引けた。(STAR,BT:4/20)
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