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1998-01-10　ArtNo.13405

【シンガポール】シンガポールに製造拠点を置く米系ディスク・ドライブ(HDD)メーカーのシーゲート・テクノロジーは7日、値下がりと売れ行きの不振から1月2日締め第2四半期にはかなり大幅な損失が計上されるとの声明を発表した。
それによると同社は、第2四半期には多少の利益計上を見込んでいたが、ＨＤＤ売上は予想を下回る15億米ドル、総営業額も16億5000万米ドルにとどまる見通しだ。事業再編、在庫抹消、その他の費用に対する引き当て以前に既に大幅な赤字が見込まれる。
事業再編の引き当ては3億米ドルを超え、内2億5000万米ドルが第2四半期に、残りは第3四半期に計上されると言う。ちなみに前年同期には24億米ドルの売上と、2億1260万米ドルの純益が計上されていた。
世界最大のＨＤＤメーカー、シーゲートの業績不振は、シンガポールの電子産業に新たな打撃を及ぼしそうだ。(BT,LZ:1/9)

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