1998-01-09 ArtNo.13401
◆<印度>Hinduja、テレコム事業にUS$5億投資準備
【バローダ】Hindujaグループの新興企業ヒンドゥジャ・テレコムは、ヒューズ、ロッキード・マーチン、ジェネラル・エレクトリック(GE)と、地上通信基地施設を設けるための交渉を進める一方、テレコム事業に新たに5億米ドルの投資を計画している。
ヒンドゥジャ・テレコムのK.V.Seshasayee重役(CEO)によると、上記ビッグ・スリーのいずれか1社の助けが得られれば、通信幹線網として利用できるデータ/ボイス・リンクを構築できる。
グジャラート州の移動通信ライセンスを有するFacell Ltdに30%出資しているヒンドゥジャ・テレコムは、基礎通信サービス市場進出の機会も探っており、既存の基礎通信ライセンス所持者から興味深い引き合いも得ている。またグループ企業の支援下に衛星通信及びバックボーン・システムの開発にも取り組んでいる。
ヒンドゥジャ・テレコムはテレコム関連プロジェクトの査定やモデル構築の側面からテレコム市場の開拓を図っており、バンク・オブ・アメリカと共同でこの種の4つのモデルを既に構築、これらのモデルは4つの異なる地域で成功裏に運用されている。こうした成功を受けてテレコム領域の主要企業2社は、目下同社と最終段階の交渉を進めていると言う。(ET:1/8)
|