SEAnews 1998-01-09 ArtNo.13400

【カルカッタ】インド自動車市場の落ち込みで、各社の新モデルが顧客を見いだせない可能性が予想されているにも関わらず、アルミ業界は依然として新たな付加価値製品市場に大挙進出する姿勢を変えていない。
ナショナル・アルミニウム・カンパニーLtd(Nalco)、ヒンダルコ・インダストリーズLtd、ペンタフォー・プロダクツLtd、WasonパワーLtdは、いずれもダイカスト・アルミ・ホイール市場進出を目指している。
Nalcoが募集したテクノロジー・パートナーの国際入札には7社が応札、同社は92.56クローを投じて年産45万ユニットのアルミ・ホイールを製造する計画だ。ヒンダルコはドイツのStalschmidt & Maiwormと、ペンタフォーは米国のＫＷＣホイールズと、Wasonは米国のエンパイア・カスティングズと、それぞれ年産30万ユニットのプロジェクトに関わる技術協定を結んでいる。
この他、シナジズ・オートモーティブLtdは韓国のDoorayと輸出指向プロジェクトに関わる技術協力を結んだ。(ET:1/8)