1995-04-21 ArtNo.1339
◆<泰>TPI、オレフィン事業でUS$6500万借款契約
【バンコク】タイ・ペトロケミカル・インダストリー(TPI)はラヨン省におけるオレフィン工場の建設資金に当てるため、ドイツのKreditanstalt fur Wiederaufbau(KFW)銀行と6500万米ドルの借款契約を結んだ。
TPIがタイ証取に報告したところによれば、期限は12年3カ月で、20回に分けて返済される。利子はKFWの資金コスト上乗せ0.65~1.625%もしくはロンドン銀行間金利(LIBOR)上乗せ0.565~1.62%ポイント。同報告書は、返済がドイツ・マルクでなされるのか、為替リスクに対するヘッジはなされるのか等については触れていない。先月TPIは、子会社のTPI Poleneがデリバティブ取引に伴う2500万米ドルの損失に直面しているため、更に1800万米ドルのデリバティブ契約でこれをヘッジしたと発表した。(BD:4/20)
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