1998-01-05 ArtNo.13343
◆<印度>PC市場、地元ブランドが外国ブランドに拮抗
【ニューデリー】インドのパーソナル・コンピューター(PC)市場では、トップ地元ブランドのシェアが外国有名ブランドに拮抗しているが、据付台数ベースで見るとノー・ブランドの組立製品が依然として過半数を占めている。
IMRBの調査報告によれば、主要23都市における1997年10月時点のデスクトップPCの据付台数は200万台を突破、1996/97年度だけで約45万台が販売された。1996/97年度の販売台数について見ると、地元ブランドが29%、外国ブランドが24%、ノー・ブランドが47%を占めた。ノーブランドは徐々に独自ブランドに転換する傾向があり、地元ブランドのシェア拡大が見込まれるものの、97/98年度は外国ブランドのシェアが地元ブランドを追い越し、37%にアップする見通しで、ノー・ブランドは30%に縮小、地元ブランドは33%を占めると予想されている。地元ブランドの中ではHCL-HPとウィプロがトップの座を争っている。(ET:1/3)
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