1998-01-05 ArtNo.13341
◆<印度>Tenega/HPCL燃料契約、IPPにモデル提供
【チェンナイ】Tenega BK Power(TBKP)がこのほどヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーションLtd(HPCL)と結んだ燃料供給契約(FSA)は、他の独立電力供給業者(IPP)によりモデルとして採用される見通しだ。
同契約の下、HPCLはタミールナド州におけるFSAとしては初めて80%のプラント・ロード・ファクター(PLF)を保証した。これまでIPPと石油会社の間で結ばれたFSAでは、68.5%のPLFが基準とされており、これらのIPPも石油会社にPLFの上方修正を求めるものと見られる。
マレーシアの政府系電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)と海外在住インド人により設立されたプレスタイン・インフラストラクチャー・デベロプメントの合弁会社TBKPは、いずれもTrichy近郊のSamayapuramとTuvakudiにおける各103MW(メガワット)の2つの発電事業ライセンスを獲得したが、環境問題でTrichyから6キロのKalligudiに両プロジェクトの移転を強いられた。しかし2発電プロジェクトを1カ所で実行することにより、コストの大幅なカットが可能になる見通しだ。(IE:1/3)
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