1997-12-23 ArtNo.13309
◆<印度>フォルクスワーゲン、工場進出計画依然未定
【ニューデリー】フォルクスワーゲンは仮にインドにスコダ工場を設けるとすれば、現地合弁ではなく、100%出資方式を採用する方針を決めた。
フォルクスワーゲン取締役会メンバーのRobert Buchelhofer氏がこのほどインディアン・エクスプレスに語ったところによれば、チェコスロバキアのSkoda Automobilova ASの70%の権益を握る同社は依然としてインドに工場進出するか否か決めておらず、最終的決定は向こう4、5カ月以内に下される。
フォルクスワーゲンは、インド政府が求める50%の地元部品使用率を満たすことが極めて困難なことに気づき、インド進出計画に再考を加えている。また工場の建設地としてはシェンドレが候補地に上がっているものの、最終決定に際してはインドの中心市場デリーとムンバイへのアクセスが重視されると言う。(IE:12/22)
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