1997-12-23 ArtNo.13297
◆ロータス、<星>地域本部に毎年US$3500万投資
【シンガポール】IBMが1995年に買収した米ソフトウエア会社ロータス・デベロップメント・コープはシンガポールのアジア太平洋地域本部に引き続き毎年3500万米ドルを投資、研究開発(R&D)活動を強化する。
最近シンガポールを訪れたJ.パポーズ社長によると、ロータスのシンガポールR&Dセンターは新主力製品“E-スイート”を開発、来年1月に世界市場へ出荷する予定だ。JAVAベースの同製品はワープロ、表計算、スケジュール、Eメールなどのアプリケーションを含むオフィス・プロダクティビティ・スイートで、ネットワーク・コンピュータのほかパソコン上でも作動、合計22カ国語のバージョンが発売される。
パポース社長が今回発足式に出席したシンガポールのロータス・ユーザ・クラブ“DONUT(DOMINO/NOTESユーザーズ&テクノロジスツ)”には、クリエイティブ・テクノロジー、シンガポール政府投資会社、シンガポール航空、フィリップス、国家コンピュータ局(NCB)も加わっている。(BT:12/22)
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