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1997-12-22　ArtNo.13296

【プーナ】BajajオートLtd(BAL)の二輪車販売のブームは峠を越し、ディーラー筋も売上が下降に転じたことを認めている。
自動車メーカーは、バイヤーの関心を引くため各種景品や値引きを提供しているが、ＢＡＬはこうした手段に替えて、今年7月10日から全ての2輪車モデルのバイヤーに金利一律9％の割賦金融を提供する戦略を導入した。ドリーム・スキームと銘打った同戦略は奏功し、10月まで売上の急増が見られた。しかし11月に入って伸びが鈍化、伝統的に市況が軟化する12月の売上は一層鈍る見通しだ。
ディーラー筋は売上鈍化の原因として、新スキームの目新しさが失われたこと、バイヤーがドリーム・スキームが今後も持続すると見、慌てて購入しなくなったこと、また供給面のネックを指摘した。同社ベスト・セラーのＭ80の供給不足は3カ月にわたり深刻な状況を呈したと言う。(IE:12/20)

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