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1995-04-21 ArtNo.1327
◆＜星＞拠点のアジア業務でＭＴＶとポリグアムが提携
【シンガポール】シンガポールに地域営業本部を置く米国のミュージック・ビデオ局ＭＴＶネットワークスは19日、アジア業務の50％の権益をフィリップス系列の音楽産業大手ポリグラムＮＶに売却すると発表した。
米国バイアコム・インクに属するＭＴＶがレコード会社をパートナーとするのは、86年にワーナー・ミュージックのオーナー、ワーナー・コミュニケーションズと手を切って以来のこと。今回の提携は、スターＴＶ所有の音楽局チャンネルＶや複数のレコード会社が米国に新音楽局の開設を計画していることに対抗して採られた措置と見られる。チャンネルＶは1月、ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントやタイム・ワーナー・インクなど娯楽産業4社とパートナー契約を結んでいる。ＭＴＶとポリグラムはこの日また、中国語によるＭＴＶマンダリンと英語によるＭＴＶアジアの2チャンネルを共同で開設すると発表した。前者は4月21日から、後者は5月5日から放送を開始する。両チャンネルはいずれもシンガポールで制作した番組を、衛星中継によりシンガポールから放送する。(ST,BT:4/24)
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