【クアラルンプル】Angkasa Marketing Bhdはフィアット製ボディーにポルシェのエンジンを搭載した低コストな乗用車を中国で製造、域内市場にも輸出する計画だ。
Range Grove Sdn Bhd子会社アンカサのザイン・ハシム会長が16日の年次総会後語ったところによると、同社は中国江蘇省のYuejin(躍進)グループに属する企業4社の権益を買収することを通じて同合弁事業を進める。同社はこのほど関係合弁契約に調印した。
アンカサはJiangsu Yuejin(江蘇躍進)アグロ・ビークルCo Ltdの49%の権益を1462万米ドルで、Jiangsu Xiongshiパーツ・マニュファクチュアリングCo Ltdの50%の権益を1495万米ドルで、Jiangsu Jinyaoギア・ボックス・マニュファクチュアリングの50%の権益を600万米ドルで、Jiangsu Xiyaプレス・パーツ・マニュファクチュアリングの50%の権益を795万米ドルで、それぞれ買収する。
関係機械設備は目下据え付け中で、来年第2四半期には完了、8月から製造を開始する。1台当たりの販売価格は6000~7000米ドルで、中国市場における足場が固まったなら隣国への輸出も手がけると言う。(MBT:12/17)