1997-12-18 ArtNo.13242
◆<馬>ライオン、スチール部門が不動産部門の不振相殺
【クアラルンプル】ライオン・ランドBhdは、スチール製品の輸出拡大により、景気不振の影響は相殺されるものと予想している。
チェン・ヨンキム重役(MD)が16日の年次/特別総会後語ったところによると、ホット・ブリケッテッド・アイアン(HBI)は全量が中国、台湾、韓国、インドに輸出され、輸出高は年間80万トン、1億2000万米ドルにのぼる。Mドルの値下がりで、HBIの輸出はさらに伸びる見通しだ。
通貨危機に伴う国内経済の不振は、同社売上の20%に寄与する不動産部門に影響を及ぼすものの、深刻な打撃は受けない。同社はマラッカ、ヌグリスンビラン、ペナンなどで、1ユニット15万Mドル台の住宅を開発しており、この種の不動産の新規着工は見合わされているが、需要はまだあり、既に着工されたプロジェクトは完成させると言う。(STAR,MBT:12/17)
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