1997-12-16 ArtNo.13216
◆<印度>当局、京浜精機製作所の自動車部品合弁計画を棄却
【ニューデリー】インド政府は京浜精機製作所の部品製造合弁事業の原則的認可を取り消した。
京浜精機はインドで製造されるホンダ乗用車向けの部品とエアコンを製造するはずだった。インド当局は親会社への配当支払いに伴う外貨の流出を埋め合わせるため、輸出義務付きでプロジェクトを原則認可した。
しかし京浜精機はこの種の輸出義務はこれまで消費財製造領域の外資合弁事業に課されてきたが、同社の製品は消費財と見なされるべきではない、またそのエアコンは全てホンダのシエル・カー製造プロジェクトに納品され、公開市場には出回らない、等の点を理由に、輸出義務の免除を申請していた。
ちなみに合弁会社Keihin Panalfa Pvt Ltdには京浜精機が74%(4クロー)を出資、同出資額は最終的に13クローに拡大されるはずだった。(IE:12/15)
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