1997-12-13 ArtNo.13178
◆<星>航空産業、年商S$18.4億、来年も二桁成長
【シンガポール】シンガポールの航空産業の年間売上は昨年の15億8000万Sドルから今年は18億4000万Sドルに、年率16.7%の成長が見込まれている。
経済開発局(EDB)が11日の業種別年次報告会の席上明らかにしたところによると、来年も同業界は二桁成長を維持、域内及び国際市場のより大きなシェアを占める見通しだ。また来年の投資額はほぼ今年と同レベルになるものと見られる。
航空産業の就業者総数は一昨年の9012人から今年の9485人に5.2%増加した。今年通年の投資額は1億4500万Sドルと見込まれ、今後も高付加価値の新規投資が持続する見通しだ。これらの新規投資により新たに800人の就業機会が創出される。
同部門の付加価値生産は昨年の6億9100万Sドルから今年の8億100万Sドルに15.9%拡大した。1人当たりの付加価値生産も7万6689Sドルから8万4439Sドルに、10.1%伸びた。
域内の通貨危機や証券市場の不振に関わらず、来年も少なくとも今年並みの成長が見込めると言う。(ST,BT,LZ:12/12)
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