1997-12-13 ArtNo.13177
◆<星>2000年以降に満期を迎える商工業用地は再入札に
【シンガポール】借地権が2000年以降に満期を迎える商工業用地は、借地権の更新を認められず、再入札もしくは競売にかけられる。
法務省が11日発表したところによると、新措置の目的は、借地人に当該地におけるビジネスの基礎を固め、その投資を回収するのに十分な借地期間を認めるとともに、より柔軟な土地利用計画の立案を可能にすること。借地権30年以下の短期商業用地が今回の措置の主要なターゲットだが、一部ジュロン・タウン公社(JTC)の60年借地権付き工業用地も含まれる。
1999年12月31日までに借地権が切れる商業用地に関しては、1986年度借地権更新規則に基づき、これまで同様更新が認められる。また学校や慈善団体等の借地権が2000年以降に満期を迎えた際は、ケース・バイ・ケースで、更新を認める。
例えば19カ所合計200万平方フィート以上の駐車場やシェルおよびカルテックスのガソリン・スタンド29カ所(合計60万平方フィート)、商業用地66カ所、学校を含む38機関の所有地等が2000-2010年の間に新規則の影響を受ける。1997年度リース・リニューアル・ポリシーの詳細は追って発表されると言う。(ST,LZ:12/12)
|