1997-12-12 ArtNo.13171
◆<印度>チェンナイに国際自動車部品メーカーの進出ラッシュ
【チェンナイ】韓国、日本、米国の自動車部品/アクセサリー・メーカー多数が、タミールナド州産業振興公社(Sipcot)がプロモートするIrungattukottaiインダストリアル・パークに総額2800クロー余りの投資を計画している。
Sipcotは既に1100エーカーの土地を確保しており、訴訟問題に直面していた255エーカーの土地にもマドラス高裁の裁定が下ったことから、Sipcotは当該係争地を含む新たに389エーカーの土地を今月中に収用する。これにより工業パークの総面積は1850エーカーになるが、需要は2000エーカーに達する可能性もある。
同パークにはHyundaiモーターが第1期プロジェクトだけで2450クローの投資を予定している。この他、これまでに松下電器産業/Lumax Samlip Industries Ltd が照明装置、JBM Sungwoo P Ltdがシート・メタル、MD Manufacturing Co Ltd/JKM Daninが自動車コンポーネント、Iljin Automobileが自動車部品、Dynamic Technologies Ltd がスチール・カスティング、Sharda Motor Industriesが排気装置、Mando Brake Systems India P Ltdが油圧ブレーキ、Valco Friction Materials India P. Ltdがノン石綿/鉛制動材料、Pos-Hyundai Steel Manufacturing Co India P Ltdがシート・スチール製品/パーツ、の工場用地をそれぞれ配分されている。
この他に25社が工場用地の配分を申請しており、Sipcotは工業省や外国投資局(FIPB)の認可が折り次第、用地を提供する方針だ。(IE:12/11)
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