1997-12-11 ArtNo.13160
◆<印度>米国第2のソフト会社、合弁でソフト開発センター開設
【カルカッタ】マイクロソフト社に次ぐ業界第2位のコンピュータソフト会社、米コンピュータ・アソシエイツ・インターナショナル(CA)は9日、ソロス・ファンド・マネージメントが出資するThe Chatterjee Group (TCG/ニューヨークに本拠)と51対49の出資率で、コンピュータ・アソシエイツTCGソフトウエア・センターをカルカッタに設立、世界市場向けビジネスソフトを開発する覚書に調印した。
同施設は3200クローを投じて開発される知識集約型工業団地“アジアン・ゲートウェイ”の核になるものと期待されている。TCGのプルネンドゥ・チャテルジー重役(MD)は、CAがアンカーテナントになれば、世界の情報技術(IT)/通信会社の“アジアン・ゲートウェイ”進出に弾みがつくと予想する。
CAのサンジャイ・クマル社長兼経営責任者(COO)によると、同施設は主としてネットワーキングおよびシステム・マネージメント分野のアドオン製品を開発する。初期投資は500万米ドル、ソフト開発のプロを200人採用し、順調にいけば投資を5000万米ドルに拡大すると言う。(ET:12/10)
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