1995-04-20 ArtNo.1316
◆<星>第1四半期の住宅価格、依然値上がり基調維持
【シンガポール】シンガポールの民間住宅不動産価格は今年第1四半期もスローペースながら依然上昇基調を維持した。
不動産コンサルタント会社ジョンズ・ラング・ウートン(JLW)によると、予想された値下がりはまだ始まっていないが、販売会社の提示価格は同社の評価額にかなり近づいてきている。1~3月の新築民間住宅の供給は前四半期のほぼ2倍の3530戸に達したが、需要は2250戸にとどまった。しかし同需要は前四半期を9%上回っている。9、10、11地区のコンドミニアム価格は1平方フィート当たり平均830Sドルで、前四半期に比べ5%値上がり、一等地以外のコンドミニアム価格は同570Sドルで、10%値上がりした。(ST,BT,LZ:4/19)
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