1997-12-11 ArtNo.13155
◆<馬>Fajar、公共プロジェクト凍結の影響に楽観
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指す土木建設会社Fajar Baru Capital Bhd(FBCB)は、政府プロジェクトと上場企業が手がけるプロジェクトの建設工事を専ら請け負っているが、同社の手にした契約は全て認可済みのものばかりのため、一部公共プロジェクト凍結の影響は受けない。
FBCBのコー・キムシオン重役(MD)が9日催されたブミプトラ・マーチャント・バンクとの公募引受契約調印式後語ったところによると、同社は5億2000万Mドルの手持ち契約が有り、これらだけで向こう3年間は繁忙が見込まれる。この他に約30件、合計3億Mドル以上のプロジェクトに入札している。これまでに獲得した契約には下水道工事、ホステル/病院/学校の建設、研究施設/工業ビル/政府機関ビルの内装、インフラ、基礎工事、住宅開発が含まれる。
新株100万株、譲渡株668万株を1株2.40Mドルで公開、2700万Mドルを調達する。公募調達した資金は、ニライに2100万Mドルを投じて建設する新本部ビルの費用の一部や、機械設備の購入、運転資金に充当する。同社は来年1月末乃至2月の上場を目指していると言う。(STAR:12/10)
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