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	1997-12-09 ArtNo.13119 
	◆<星>ソフトAG、ウィンドウズとメインフレームをリンク 
	【シンガポール】ドイツ企業ソフトウェアAGが開発したソフトウェアEntireXは、ウィンドウズNTユーザーがユニックス・アプリケーションやメインフレームにリンクスすることを可能にし、デスクトップとメインフレームの世界を統合する。 
  ソフトウェアAGのGerhad Hill課長(マーケッティング担当)によると、EntireXはメインフレームやユニックスに多額の投資をした企業がウィンドウズ・ベースのデスクトップにアクセスできない問題を克服する。EntireXは比較的小さなプログラム“DCOM(ディストリビューテッド・コンポーネント・オブジェクト・モデル)”を通じて様々なアプリケーションを共通のインターフェースにより統合する。この種のいわゆるミドルウェアは決して新しいものではなく、オープン・マネージメント・グループの“Corba(コモン・オブジェクト・リクウェスト・ブローカー・アーキテクチャー)”が広く知られている。 
  EntireXは目下サンソフトのソラリス・プラットフォームとメインフレーム上で操作でき、今月中にはディジタルのユニックス製品に対応したバージョンが発売される。ヒューレット・パッカードのHP-UX及びLinuxに対応したバージョンは年末までに、IBMのAIXバージョンは来年初に、それぞれ発売されると言う。(BT:12/8) 
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