【シンガポール】シンガポールの企業コンソーシアム、ユナイテッド・パワー・コーポレーション(シンガポール)と中国側パートナーの49:51の合弁会社Anhui Hefei United Power Generation Co(安徽合肥友乃徳発電有限公司)は4日、当地で8950万米ドルのオフショア・シンジケート・ローン契約を結んだ。
中国安徽省合肥市における総額5億7700万米ドル、700MW(メガワット)の石炭火力発電事業の一部に充当される同ローンの返済期間は10年、建設期間中の金利はSIBOR(シンガポール銀行同業者出し手金利)上乗せ2.1%ポイント、工事完了後は同1.9%ポイント。
OCBCバンク、DBSバンク、中国銀行シンガポール支店がアレンジャーを務め、銀行借款団には、ドレスナー(SEA)、DKBアジア、さくら銀行、東京三菱銀行国際(香港)、コーリア・デベロプメント・バンク(上海支店)、KEB(アジア)ファイナンスが加わっている。
ユナイテッド・パワー・コーポレーション(S)はユナイテッド・インフラストラクチャー(UI)とシンガポール・パワー・インターナショナルの合弁会社で、UIはユナイテッド・エンジニアーズとトロピカル・エクサレンス・インフラストラクチャーの合弁に成る。
中国側パートナーはイースト・チャイナ・エレクトリック・パワー・グループ・コーポレーション、安徽エネルギー・インベストメント、合肥コンストラクション・アンド・インベストメント。(BT,LZ:12/5)