1997-12-04 ArtNo.13059
◆<馬>首相、航空工業労働集約支援部門にハイライト
【ランカウィ】マハティール首相は2日、東南アジアにおける航空工業は最近の通貨の値下がりで、益々明るい展望が開けたと指摘した。
この日催された第4回ランカウィ国際海事航空展の開幕式で首相が語ったところによると、東南アジア通貨の値下がりで、高品質な航空機部品をより競争力有る価格で製造することが可能になった。労働集約的な複合素材部品の製造が特に当地域に適している。
アジア太平洋地域では目下ジェット機やその他の商用機の製造合弁事業が協議されており、当地域の航空産業が今年7月の通貨危機以前と同レベルの成長率を維持することは疑いない。2014年の世界の航空機需要は1万5000機、総額4000億米ドルに達し、内4分の1がアジア太平洋地域の需要で占められる。同数字からだけでも、航空機産業におけるビジネス機会の大きさは窺えると言う。
一方、サイド・ハミド国防相によると、マレーシアは航空産業の順調な発展を確保する戦略を立案中で、未来の発展方向や技術/インフラ/人材等のニーズが研究されていると言う。(NST:12/3)
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