1997-12-01 ArtNo.13024
◆<印度>フォード、800-1000CC乗用車準備
【ムンバイ】フォードと地元企業マヒンドラ&マヒンドラの合弁に成るマヒンドラ・フォードは800~1000CCのエンジンを搭載した大衆車をインド市場に投入する計画だ。
フォードのW.Wayne Booker副会長及びマヒンドラ・フォードの幹部によると、当該新モデルは3ボックス・フィエスタが1999年後半にデビューした後発売される。フォードがこの種の小型車の製造を手がけるのは初めてのことで、専らアジア市場に供給される。
フィエスタはマライマライ・ナガル工場で当初年間5万台が製造され、1.6リーターのガソリン・エンジンと1.6リッターのディーゼル・エンジンが搭載される。
一方、ナシク工場では目下1日30~35台のエスコートが製造されている。当初は1998年3月までに1万5000台を製造する予定だったが、インド国内市場の低迷から1万3000台に縮小される。同社は2万2000台の完全現地組立(CKD)キットの輸入を許可されている。目下地元部品使用率は40%前後だが、来年第1四半期までには50%以上に引き上げられる。
来年初には1.6リッターのエスコート・ガソリン・エンジン車も売り出される。目下ディーゼル・エンジン・バージョンが65-75%を占め、残りはガソリン・エンジンとなっている。同社幹部は人気の芳しくない1.3リッター・エスコートのガソリン・エンジン・バージョンの製造を停止するか否かに関してはコメントを避けた。(IE,ET,TH:11/29)
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