1997-11-29 ArtNo.13006
◆<印度>オリッサ州、送電会社の51%権益を投資家にオファー
【ブーバネスワル】オリッサ州政府は27日、グリッド・コーポレーション・オブ・オリッサLtd(GRIDCO)の子会社4社の51%の政府持ち分の民間部門への移譲を骨子とする送電事業民営化計画を発表した。
J.B.Patnaik首席大臣がこの日発表したところによると、これは3億5000万米ドルの世銀ローン返済義務と英国国際開発局に対する1億1000万米ドルの負債を抱えた同州電力部門再編計画の一環で、民間企業には100%の独自裁量権が認められるが、2万6000人の職員の待遇は維持せねばならない。外国投資家は地元パートナーと合弁で入札できる。
GRIDCOは現在これらの子会社の49%のシェアを有し、そのうちの10%が職員に分与される。
GRIDCOは来週、国内及び海外の主要紙に関係入札の募集広告を掲載する。入札予備審査は1998年4月までに完了、同審査を通過した投資家に入札書類の提出が求められる。最終落札者は1999年7月までに決定される。(ET,IE:11/28)
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