1995-01-13 ArtNo.130
◆<馬>大蔵省、ユナイテッド・オリックスの上場申請に青信号
【クアラルンプル】ユナイテッド・オリックス・リーシングBhd(UOL)は大蔵省からクアラルンプル証取(KLSE)一部上場を原則的に承認され、昨年11月23日には証券委員会にも上場申請を提出した。
UOLのトゥンク・イムラン・トゥアンク・ジャアファル会長が11日語ったところによると、証券委員会はその審査に数カ月を要するため、上場が実現されるのは今年末になる見通しだ。73年に設立された同社の払込資本は5000万Mドル、授権資本は1億Mドル、資産は14億Mドルで、日本のオリックスが44.5%、地元上場企業ANTAHが33%、SEAディベロプメントが22.5%、それぞれ出資している。94年3月末締め年度の税引き前利益は3190万Mドル、昨年11月末締め8カ月間の税引き前利益は2760万Mドルで、利益の62%はリース業、36%は割賦金融からのもの。同社は国内最大のリース会社で有るばかりか、その利益は一部のマーチャント・バンクや商業銀行のそれを上回っている。同社子会社のUOLクレジットはこの日、コマース・インターナショナル・マーチャント・バンカーズBhdに1億Mドルのコマシャル・ペーパー及び中期証券の発行を委託した。(NST,SJ:1/12)
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